世界はまだ油断してるから

4歳と1歳半の男の子ふたりの子育てを父親目線で紹介します

パパにおすすめのマンガはこれだ!「花男」松本大洋

 

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同じ作品でも読む時期や自分の状況によって感じることは変わる。

僕が父親になってから読んで、一番感じ方が違ったのが、松本大洋のマンガ『花男(はなおとこ)』だった。 

 

そこには僕の父親としてのスタンスの原点、こうあるべき、という姿が書かれていた。

 

この作品の主人公は、ガリ勉の大人びた少年・茂雄(しげお)。そして、父親は30歳を超えているのに、草野球の助っ人で生活をしており、いまだに「プロ野球選手になる!」と言っている子どもみたいな父親だ。
 
この大人と子どもが逆転した関係こそが、この作品の肝となる。
 

花男が息子に伝えた2つのメッセージ

茂雄と父親の関係は少し複雑だ。もともとは母親も含めた3人で住んでいたが、ある日、父親が「いつだって男の夢を砕くのは女と子どもです」とバットをもってユニフォーム姿で家を出て行ていく。
 
それ以来茂雄はずっと母親と暮らしていたが、ある夏、母親にいわれて、鎌倉で一人暮らしをしている父親のもとに預けられることになる。
 
最初の頃、常識も生活能力もない父親に対して茂雄は「父親らしくしろ!」と怒っていた。そんな大人びた少年だった茂雄だが、次第に父親のペースに飲み込まれていく。
 
父親との新たな共同生活、海の近くの新しい街での暮らし。そこで茂雄は勉強ばかりの日々で失っていた子どもらしい心を取り戻していく。
 
この作品を通して、父親は息子に二つのメッセージを伝える。
 
一つ目がバイクが壊れて歩くときにいった一言
「歩く速さでしかみえないものがある」
 
そして、茂雄が海に足を入れて「冷たい!」と言った時に叫んだ言葉
「冷たいか?感じろ!それが海だ。大切なのは感じること。心で聞け」
 
 

遊ぶ心とめんどくさいことを子どもに伝える

うちの息子は、いつの間にかiPadyoutubeを勝手に見ている、生まれた時からデジタル機器が身近にある「デジタルネイティブ」である。
 
そんな息子に、父親は何を教えるべきなんだろう。
 
それは、めんどくさいこと、だと思う。
 
例えば、釣り。
 
魚なんてスーパーに売ってるから、釣る必要なんてない。でも、釣りから学べることがある。
 
他には焚き火だ。
 
家にいればガスで火がつくのに、外で焚き火をする必要なんてない。それでも、自分で火をおこすことで学べることがあるのだ。
 
用意されたもので遊ぶのではなく、ゼロからつくるんだ、それを教えるために、やりたいことは色々ある。
 
でも、自分自身がめんどくさくなって止めちゃったり、「もうやめようと」と嫁が止めたりする。
 
寒い日の焚き火とか。
 
それで、まぁやらなくていいか、と思う時もあるが、そんな時こそ、このマンガを読み返す。
 
「考えるな、感じろ、それが海だ!」
 
その力強いメッセージを読むと、心が奮いたつ。遊びを教えるためには、子どもよりも自分が真剣に遊ぶんだ。僕が伝えなくて、誰が伝えるんだ。
 
そういう熱い気持ちになる一冊である。迷えるパパには、ぜひおすすめしたい。
 
ちなみに僕はセリフが一個もない授業参観のシーンが大好き。
 
  

4時起きをする人がいなくなってミニマリストがやってきた

 
うちの嫁が「ミニマリスト」に目覚めてしまった。
 
年末の大掃除前ぐらいから、家のものを捨て始めた。
 
なにやらそれに関連する本もたくさん読んでいる。
 
読んでもいない僕が影響されて、「もう欲しいものなんて無い」と言いだして、
週末の買い物に出かけなくなった。
 
その一方でミニマリストのはずの嫁はせっせと買い物に行く。
 
結局、捨てたのに何か買っている。プラマイゼロだ。
 
その中途半端なミニマリストぶりを見ると、ゴールは遠いなぁと思う一方で、これ以上捨てないで欲しいなと思う。
 

 ミニマリストと、4時起き生活に共通するもの

 
この世間一般のミニマリストの増殖ぶりを見ていると、ふいに思い出すのは、
4時起き生活、朝活を実践していた人々だ。
 
あの早朝生活の人たちはどこに行ったんだろう。
 
うちの嫁もやっぱり何回か4時ぐらいに起きて、なんかモソモソやっていた。
そのうちに普通の起床時間に戻ったけど。
 
僕も何回か早起きしたが、見事に二度寝した。
 
結局、司法試験とか目的が無いと眠いという生理現象に逆らうことなんてできないのだ。無理がある。

 

だが、この無理がある、こそがキーワードな気がする。 この2つに共通するのも、「実際は無理な理想形」にあるからだ。

 

4時に起き続けるのだって、家の中のものを極限まで減らすのだって、本当は無理なんだ。
 
でも、その「無理だけどギリやろうと思えばできる」ことを掲げることによって、また、その無理な生活を実際にやっている人たちを見せることによって、その活動は「理想の姿」として、多くの人々を魅了するのだろう。
 
このままの勢いなら「山にこもって野草を食べていきてるから、家賃、食費ほぼゼロ円生活をしながら、月に100万円を得てます!」なんて本が出たら、真似する人が出てしまいそうだ。
 

なぜ「現在」を否定するのか

 
タモリが「向上心があるやつは嫌い。夢なんてもつな。夢をもつと、夢が叶うまでの日々は『夢がかなっていない状態』として否定することになる。そうじゃなくて、今日を今日として生きろ」と言っていたけど、それは一理あって、別に変化しなくちゃと思う必要はなくて、好きなものを深化していくこともひとつの道だと思う。
 
ミニマリストになんてならなくていいんだ。買いたいものを買えばいい。せっかく働いてお金もらっているんだから、それぐらいの気持ちでノビノビ生きていればいいと思う。
 
と、世の中には力強く発信することができるのに、嫁には言えない。言うとプリプリ怒り出すので静観している。
 
そして、今日も彼女は何かを捨て、何かを買っている。

子どもと作る美味しい手作りドーナツの作り方

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ドーナツは家で作れます。しかも、めちゃめちゃ美味い(お店出そうかと思うぐらい)。
 
コネコネして、穴をあけて、油で揚げるだけ。すごく簡単。
 
そして、この一連の動きに粘土遊びが好きな長男は大喜び!
 
ということで、今日は子どもと一緒に作れるドーナツの作り方をお伝えします。
もちろん、大人でもオッケー。
 
とにかく揚げたてのドーナツは感動するぐらい美味しいです。
お気に入りのコーヒーを用意して、早速、作ってみましょう。
 
 
材料(10個)※5個の場合は半分に
・薄力粉 300g
・有塩バター 40g
・卵 2個
・ベーキングパウダー 小さじ2杯
・グラニュー糖 80g
・牛乳 40g
・強力粉 適量
 
必要なもの
・めん棒
・おちょこ(真ん中に穴を開けるため)
・泡だて器
・ゴムベラ
・大きめのボード(ぼくは机に直にサランラップを巻きました)
 
作り方
1、ボウルにベーキングパウダーと薄力粉を入れてよく混ぜる。
2、大きめのボウルを用意して、そちらに卵、グラニュー糖を入れて混ぜる。
3、2に溶かしたバターを少しずつ入れて混ぜます。次に牛乳も少しずつ入れて混ぜる。
4、1の粉を少しずつ3のボウルに入れる。ヘラを使ってよく混ぜる。
5、ラップをして、冷蔵庫で30分ほど寝かす。空を見る。
6、大きめのボードに強力粉を打ち粉にして、生地をめん棒で伸ばしていく。
7、おちょこで真ん中に穴をあける。
8、フライパンに2cmほどの油を入れて、弱火で温める。
9、小さな生地を落としてすぐに浮いてきたら、温度はオッケー。ドーナツを入れる。
10、両面がきつね色に揚がったら取り出す。
11、クッキングペーパーを敷いたお皿で油を切り、グラニュー糖をまぶして完成!
 
子どもも大喜びのドーナツづくり。こんなに美味しいドーナツが家でできるなんて驚きだ。
 
ちなみに僕はドーナツが大好き。震災の時も表参道から自宅まで246を歩いたんだけど、途中の三軒茶屋ミスドがやっていたので、買って帰った。「家がぐちゃぐちゃになってて落ち込んだら食べよう」と思って。
 
そしたら、意外と家の中は平気で、嫁はまだ職場から帰ってなくて、仕方なくドーナツ食べて待ってたら、嫁が帰ってきて「なに、ドーナツ食べてんだよ!!!!」と怒られた思い出がある。それが僕の震災とドーナツの思い出だ。みなさんも、もし震災とドーナツの思い出があったら教えてください。 
 
とにかく揚げたては美味しいですよ。
 
参考にしたサイト

息子はトイレで何をしているのか?

「パパ、ドアしめて!」と言って、息子はガチャリと鍵を閉めた。
 
トイレの前に取り残された僕は「大丈夫?」と声をかけたが、返事は無かった。
 
 
4歳になる息子のおむつが取れたのは、昨年の夏のことだった。
 
当時、保育園に行っておむつの準備などをしているところ、あるリストを見かけた。
そこにはクラス全員の名前があり、○、×という形でトイレトレーニングが終了したことを示すサインが書かれていた。
 
うちの息子は×。そして、リストを指で追ってみると、うちの子ともう一人だけ、まだオムツの子がいたが、それ以外の全員はすでにパンツに移行していた。
 
これはまずい、と急いでトレーニングを始め、トイレに「ちゃんとできたシート」を貼って、自分でトイレが出来たらシールを貼るようにしたり、「おしっこ大丈夫?」など声をかけてあげることで、だいぶ一人でいけるようになってきたのだ。
 
その結果、最近は一人でいつの間にかトイレに行き、大も小もできるようになっていた。
 
とはいえ、外で「大」に一人で入るのは無理のようで、いつも付き添っていた。
 
目の前で力む息子。上手に拭けたか確認する息子。そして、一緒に確認をして流す息子。時には上手く出なくて、手をつないで用を足してたこともある。まるで出産に立ち会った時のようだった。
 
人がトイレをしている様子を見るなんて、決して楽しいことではないが、我が子なら、すべてがかわいいと思えた。
 
そして、その日もいつものように「トイレに行きたい」というので、コンビニに行き、一緒に入ろうとしたところ、いきなり追い出されたのだ。
 
 
僕は扉の外でずっと待っていた。
 
よく考えたら、息子がトイレに限らず、個室に入って中の様子が分からない、なんてことは初めてだ。
 
なんでこんなに時間がかかるのだろう。大丈夫だろうか。
 
そういえば、前の会社の社員でやたらトイレットペーパーをいっぱい使うやつがいた。そいつは1回で1ロールの半分ぐらい使うので、トイレを詰まらせたことがあった。そういうのも、親の教育次第だと思う。この密室の中で息子は上手にできているのだろうか。
 
心配なまま時間は過ぎる。特に音はしない。静かだ。やがて水が流れる音がすると息子は出てきた。
 
「ちゃんと拭けた?」と聞くと、「うん、大丈夫だよ」と答えて、ズボンを下げておしりをこちらに向けた。こういう無防備なところは前と変らないみたいだ。
 
それから手を洗って、二人で手をつないで車に戻った。
 
少しずつ、確実に息子が成長している。
 
ついこないだまで一緒にトイレに入っていたのに、唐突にそれは断ち切られた。
 
きっとこれからも、昨日まで仲良くお風呂に入っていたのに、嫌だ、と言われたり、一緒に寝るのを嫌がられたりするんだろう。
 
ちゃんと大切なことは伝えられているのか。
 
日々そう考えながら子どもに接しなくちゃならない。
急にドアをガチャリと閉められる前に。

昨日のママと今日のママは似てるね

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「昨日のママと今日のママは似てるね」と4歳になったばかりの子どもに言われた。


僕はよく子どもの言葉に上手く返せないのだが、この時も「えっ」っとなってしまった。


子どもがまだ生まれたての頃、眠くなると必ず大声で泣き始めた。

これから寝るのに、何で泣くんだろう。お布団に入れば幸せなのになぁと思ったが、その時に思い出したのが、NASの「眠りは死のいとこみたいなもんだ」という歌詞だった。

つまり、眠る=死ぬと思ってるから「やだ、死にたく無いよ!」と泣いているのだろう。そう思うと、理不尽に感じた、寝る前に泣き出す理由も共感できた。確かにせっかく生まれてきたのに、死ぬなんてごめんだ、そりゃ僕でも泣き叫ぶ。

だから、「大丈夫、大丈夫、死なないから寝な。明日ちゃんと起きるから、明日はまた目を覚ますから大丈夫だよ」と泣き叫ぶ子どもに声をかけていた。


4歳になって子どもの語彙が増えると、たまに大人と同じだな、と思う。

では、何が違うのかというと、世間を知ってるか、知らないかだ。昨日も湖を見て、海だ!と言ってたけど、彼は世の中に湖があることを知らないのだ、それなら、大きな水のあるところを見れば海になるだろう。

海じゃないというと、「じゃあ、池?」と言われたけど、よく考えたら池と湖の定義の違いを僕も知らなかった。

話を戻すと、昨日と今日はつながっている。連続している。徹夜すれば分かる。


では、昨日の自分と今日の自分は本当に繋がっているのだろうか。


自分はそう思っている。寝て起きて、今日だ。

でも、本当は寝るという行為で、一度死んでいるのかもしれない。それを自分では気付かないけど、他人から見れば違うのかもしれない。明確に違うわけじゃない。でも、微妙に昨日の自分とは違うのだ。

それを表現する言葉は、きっと「昨日の自分と似てる」だと思う。


そう思うと、冒頭の子どもの言葉を安易に否定できない。

昨日の僕と今日の僕は似てる。でも、実は違う人なのかもしれない。赤ちゃんが寝る前に泣いていたのは実は正しくて、寝て起きればまた同じ自分が続いている、と思っていた自分が間違っていたのかもしない。。

そう考えると、ちょっと、ゾワっとした。

さて、今日は年越しだ。上手く越せるかなぁ。一人だけ「今年」に取り残されないように気を付けないと。

それではみなさん、良いお年を。

子どもにサンタだとばれてないか不安になる

 
今朝、サンタからのプレゼントを開けた息子は
「サンタさん、分かってるな~」と言った。
 中に入っていたのはトミカ4台である。
 
分かっている、というがこの4台は自分がおもちゃ売り場で選んで、ママが「サンタさんのためにお店に預けてくるね」って持っていったトミカが入っていただけである。
 
こっちからすると、アマゾンでカートに入れてあったのを注文しただけみたいな感じだ。
 
それでいながら
1、自分でトミカ選ぶ
2、自宅で隠しておく
3、サンタさん、ありがと~
 
となるんだけど、サンタというブラックボックスを通すだけで、こうも簡単に騙されるのかな。
 
「あれ、さすがにプレゼントが的確すぎるぞ」とはならないのか。4歳の猜疑心はそこまで発達してないのか。
 
そんな気持ちでいると息子は「サンタさん、分かってるわ~」とこっちを見ながら、ニヤニヤして同じ言葉を繰り返してる。
 
不安でしょうがない。
 
 
実は僕がサンタって気付いているんじゃないのか。
 
 
 
サンタが僕だとバレたくない思いが強すぎて、いろいろと疑り深くなっている。。このペースで果たして中二まで騙しとおせるのか。
 
 
さて、ぜんぜん関係無いけど、最近子どもと遊ぶ時のブームはCMの桃の天然水の歌。
 
「ももっ!ももっ!ももっ!ももっ!もも~!!!」とやって遊んでる。
 
一緒にやるとテンションもあがるし、なんだか楽しい。
 
これ、意外と大人にもおすすめですよ!

サンタは親と子どもの騙し合い

 
今月21日は僕の誕生日だった。息子の誕生日は24日。3日違いだ。
 
僕の誕生日である21日は、家に帰って玄関を開けると、子どもがしゃがんでいて、ジャンプしながら「誕生日おめでとう」と言ってくれた。画期的な祝い方だ。なんだか嬉しい。
 
その後、子どもと一緒にケーキ食べて、ローストビーフ食べて、誕生日、誕生日と浮かれて、お布団に入った。ただ、途中から、引っかかっていたことがある。なんか子どもが浮かれすぎている。
 
「もしや」という予感がしていたので聞いてみた。
 
「ねーねー。ひょっとして今日が自分の誕生日だと思ってる?違うよ」と言ったら
「え??」ってびっくりしてた。
 
「24日が誕生日だから、今日じゃない。明後日だよ」って言ったら
「そうなの?」って言ってた。
 

誕生日には終わりがきます

 
その日はそのまま眠りについて、次の日帰宅したら、また子どもが「誕生日おめでとう」と声をかけてくれる。椅子に座ると、コップとか用意してくれて、すごく優しくしてくれる。すぐに気付いた。おかしいぞと。
ここは言わなきゃいけない。
 
「誕生日は終わったよ」
 
すると息子は 「え??」と驚いてた。どうやら誕生日は前後3日ぐらい祝うものだと思っていたらしい。
 
「今日も祝って欲しいけど、哀しいけど、誕生日は過ぎたら普通の日なの。昨日で終わりなの」というと、息子は切ない顔をして隣の部屋に行ってしまった。。
 
しょうがない。祭りの後はいつだって切ないのだ。それを教えなきゃならない。
 

クリスマス&誕生日前日の予行練習

そして、昨日の夜、いよいよ明日は息子にとって誕生日&クリスマスのダブルラッキーデーである。
 僕と息子はお布団に入って予行練習を始めた。
 
「ね~明日はサンタさん来るよ。どこから来るかな?」
 
「玄関!」
 
「違うよ、玄関から来たらみんな起きちゃうでしょ。ベランダから来るんだよ」
 
「そうか。起きちゃうから、外からソリで来るのか」
 
「そうだよ。じゃあ、サンタさんが来た時の練習するからね。サンタさんは起きてたら帰っちゃうから、声出したり、見ちゃだめだよ」
 
「分かった!」
 
「ガラガラガラ(ドアを開ける音)。子どもはここかな。枕元にプレゼントを置いてっと。」
この時、息子は顔を手で覆って一度もサンタを見ていない。
 
「よし、子どもは寝ているようだな。それではこれで帰るとしよう。来年も良い子にしてるんだよ」
 
「は~い」
 
「あ~、もう、は~いって言っちゃったよ」
 
「あ~ごめん、ごめん」
 
まるでコントですが、予行練習もばっちり。
これでサンタを迎える体制も整いました。
 
ちなみに、今年のプレゼントは、自分でトミカ4台を選んでおり、それが届くことになっております。
 
いやぁ~全国のお父さん、今夜が楽しみですね。まだ3歳だし、ばれないでしょう。余裕、余裕。
 
サンタってのは、親と子どもの騙し合い。
 
発言に注意しながら、色々と手を尽くしてバレないように頑張ろうと思っています。
目標は中二。そこまでバレないように、偽サイトとか、親戚を動員したりして、騙し通してやろうと思います。

パーティーにおすすめ!炊飯器で作るかんたんローストビーフ

http://www.flickr.com/photos/25499247@N00/4213988367

photo by Dave77459

 

今年は塊肉が大ブーム。ローストビーフなんて家で作るの?と思ってたけど、外で食べると高いし、混んでるし、ということで自作をしてみることにしました。

いざ作ってみると、超かんたん。塩、コショウ振って、焦がして、あとは炊飯器にポンで、出来上がりです。

 

それでいてテーブルが一気に豪華になって、嫁も子どもも大喜びです。ぜひ挑戦してみては。

 

材料
・牛肉ブロック(大きさはお好みで) ※僕の買った肉の値段は1700円でした。
部位は和牛のモモ肉を使いました。輸入牛ならサーロイン、イチボがおすすめ。
・ニンニク 1欠片
・しょうゆ 500cc
・みりん 25cc
・料理酒 25cc
・塩、こしょう
・ハチミツ おおさじ1杯
 
1、塊の牛肉をフォークでザクザクと刺す
できれば事前に冷蔵庫から出して常温に戻しておく。筋を切るように四方八方からザクザクと刺す。
 
2、塩、こしょうをたっぷり振る
まんべんなく、塩こしょうを振る。びっちりくっつくぐらいに。
 
3、フライパンを強火にして、表面を焼く
フライパンにサラダ油を敷き、強火で表面を焼く。焦がさない程度に全体に焼き色がつくまで焼く。
 
4、ジップロックに、はちみつ、しょうゆ、酒、みりん、すりおろしニンニクを入れて空気を抜いて、しっかり閉めるしっかり閉めるのがポイント。タレが漏れちゃうとまずいので。心配なら、さらに輪ゴムで口を止める。
 
5、炊飯器に熱湯を入れて、保温のまま30分放置
ここは特にコツは無いです。書いてある通り、タイマーで30分セットするのを忘れずに。
 
6、好みの大きさに切って出来上がり
ジップロックから取り出したら、包丁で好みの厚さに切ります。薄い方が食べやすいけど、せっかく家で作るなら分厚く切ってみるもあり。全部厚いとアゴが疲れるので、薄いのと織り交ぜるのが良いかと。
 
以上です!放置があるので時間はかかりますが、工数は少ない割に満足度が非常に高かったです。子どもにも大好評で、まだ授乳中でワインが飲めない嫁もノンアルコールビール片手に「美味しい!」と食べてました。
 
めんどくさくないので、料理が苦手な人にこそ、オススメのレシピです!

 

サンタと鬼が裏で繋がっていた!?嫁の一言にびっくり!

 
うちの息子は鬼が大嫌い。「鬼が来るよ」というと、走っていって部屋の隅に隠れてしまう。
 
クリスマスイブに4歳になる、わがまま盛りの年頃だ。
 
そんな彼を最近黙らせる方法は「サンタさんに言ってプレゼントあげないでくださいっていうよ!」というセリフ。
 
これで息子はピタリと黙る。プレゼントと引き換えなんて、ひどいなぁと我ながら罪悪感を感じながら、効果があるので電車の中でも、スーパーのお菓子売り場でも、すごい頻度で使いまくっている。
 
そんな流れに新しいトレンドが生まれた。
 
昨日嫁が息子を怒るときに「もう鬼を呼ぶよ!鬼からサンタにプレゼントあげないでくださいって言ってもらうから」と怒ったのだ。
 
それを聞いた息子は「え!鬼とサンタは仲良しなの?」となってしまった(そりゃそうだ)。
 
このまさかの展開に隣で聞いていた僕も「マジか」と驚いてしまった。嫁もまたすげぇウソついたなと。
 
しかし、ウソはウソで塗り固めるもの。
 
もう後に引けなくなった嫁は「そうだよ、鬼とサンタさんは友達だから、言ってもらうから」と言い切ってしまった。
 
鬼=悪、サンタ=善。その善と悪が、裏で悪い子情報を共有していたなんて。。
 
驚愕する息子。もう口もきけなくなっている。
 
その横で僕は、鬼がサンタに耳打ちする姿を想像していた(二人とも赤いな。それで仲良くなったのかな)。
 
子どもがこれを保育園で言いふらさなければいいけど。心配だ。

キングカズ流子育てを実践して心が救われた話

 
「俺は父親になれないから長男になる」
 
キングカズのその言葉に驚いてしまった。
 
その言葉をテレビで聞いた時は、ちょうど最初の子どもが嫁のお腹の中にいて、僕自身は、そのだんだん大きくなるお腹を見ながら「ちゃんと父親にはなれるのかな」と悩んでいた時期だった。
 
そのやりとりは以下のような感じだった。
 
司会者「カズさん、ちゃんと子育てしてたんですか?」
カズ「いや、おれは長男だから」
司会者「え?どういうことですか?」
カズ「俺が長男で、長男が次男、次男が三男で、3人兄弟で一緒に遊んでただけ」
司会者「あ~。そういうことですか。奥さん大変ですね」
カズ「まぁ大変だったと思いますよ」
 
それを聞いて「これだ!」と思った。父親らしく、威厳、厳しく、なんて僕にはできないんだから、長男の気持ちで一緒に遊べばいいや、と。
 
そしたら急にラクになった。公園に行けば、子どもと一緒に木の実を拾い、ご飯の時は子どもと競ってモリモリ食べる。虫取りも先頭にたって一緒にやる。そうやっていくと、どんどん子どもとの距離は縮まり、仲良くなっていった。
 
子育てに正解は無いけど、自分はこれで「父親らしく」という呪縛から逃れ、楽しく過ごすことができるようになった。
 
ただ、弊害もある。さいきん息子が大きくなり、言葉も達者になってきたので、嫁の買い物が遅い時などに「俺たちは先に帰ろうぜ!」と長男に腕を引っ張られる。そんな時は「あれあれ、僕は子分かな」という気持ちになる。。
 
まぁメリット、デメリットあるだろうけど、とりあえずうちはこれで子どもと仲良くやってます。「父親らしく」に苦しんでいる方は参考になるかもです!(嫁は大変だと思いますが。。)
 
 
 
田崎健太,ミカミカンタ,菊地正典,海江田哲朗,沢田啓明,浅川俊文,吉崎エイジーニョ,加部究 カンゼン 2011-10-13