世界はまだ油断してるから

4歳と1歳半の男の子ふたりの子育てを父親目線で紹介します

息子のち○ちん、う○ち期の不可解な発言

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なんだか、ずっとざわざわした嫌な気持ちが続いている。

 

先日の記事に対して「ステキなご家庭」というコメントをいただいたのだが、そんなことは無いからだ。

 

そして、ツイッターのタイムラインには「リスクをとらない人の文章は面白くない」と書いてある。

 

「ドラマとは退屈な部分をカットした人生だ」と言ったのはヒッチコックだけど、ブログだって同じようなもので、汚い部分をカットして、きれいにしたものが育児ブログだ。

 

でも、それじゃいけないと心の声が言っている。リアルじゃない。

 

息子は母を独占するために父を攻撃する

いま読んでいるのが「脚本を書くために知っておきたい心理学」という本で、その中にフロイトの心理学の基本が書いてある。

 

育児中に読むとけっこう面白いのだが、そこに書いてあったのは
・幼少期の息子は母親を独占したいと思っている(娘は出てこない)
・息子にとって授乳、一緒にお風呂に入る、キスは母親との性行為である
・社会通念上の近親相姦があるので、思春期になると別の女性を好きになる
・そして息子は母親を独占したいために、父親を攻撃する。しかし、父は強いためにそれが実現できない。

 

そこから来る葛藤を分析するのがフロイトの心理学らしいんだけど、この最後の項目が面白い。

 

確かに嫁と二人で暮らしていたころのようにベタベタしようとすると、息子が激しく攻撃してきて、間に入ってくるのだ。

 

もちろんフロイトの考え方については、色々と間違っているという意見も多いが、合っている部分もあるのかもしれない。

 

そう、息子は僕を攻撃するのだ。

 

ちん○ん、う○ち期の真っ最中はこんな感じ

 

春になると新緑が芽吹き、きれいな花が咲く。朝、息子を保育園に連れていくために、そうした景色を見ながら自転車を走らせる。幸せな気持ちだ。

 

でも、後ろにいる息子は「おちん○ん、うんち~」という歌を歌っている。「え、何歌っているの?」と聞くとケタケタ笑って教えてくれない。

 

こないだは「パパ~男の子にはちん○んがあるけど、女の子にはないんだよね」と言いだして、そうだよ、と答えたけど、次に何を言うのかなとザワザワしたら、何も言わなかった。

 

なんだかやたらとちん○ん関係に関心があるみたいだ。これはいつ終わるんだろう。。

 この二つが組み合わさったリアル

 

息子は母親を独占するために父親を攻撃する、そしてちん○ん、うん○期の到来。この二つがいま息子の中で同時に来ている。

 

その結果、息子は僕に向かって「ね~パパ、う●ち食べて」と言って来るのだ。

 

なんて恐ろしい!!!

 

別にトイレで言われるわけではなく、部屋でくつろいでいる時などにふいに言うのだ。

 

僕は最初、これは何かすごくヤバイことなのだ、と思っていた。

 

そういう趣味がある人が存在することは知っている。しかし、僕はそこには縁が無いところで生きてきた。

 

だが、息子はそういう知識もなく、そんな言葉を口にする、ということは犬が体調が悪い時に自分の糞を食べるように、人間のDNA的にはそれを食べるように組み込まれているのかな、と思ったのだ。

 

子どもは本能で生きてるから、それを言うけど、やがて、社会通念を学んだ段階で言わなくなってしまうのかと。

 

よく痴ほう症の人がう●ちをぶちまけて、という話を聞くけど、それも同じで僕らとう○ちを隔てているのは社会通念であって、それが無い子どもや痴ほう症の人は自分の体から出る身近な存在として感じているのかもしれない。

 

僕は息子にそれを週2ぐらいのペースで言われながら、そんなことを考えていた。

 

でも、どうやら違った。

 

もっとシンプルに父親を攻撃していたのだ。つまり「クソ喰らえ!」ってやつだ。

 

なんてやつだ!!ひでぇ。

 

それもこれも良い思い出です。と言いたいけど、現在進行形!!!

 

もう言わせないぞ。

 

はい、これがリアルなんです。ぜんぜん良い家庭じゃないんです。
泥仕合です。その泥はよく見たらあれな感じです。

 

でも、双子が同時にその時期が来たらどうなるんだろう。
想像しただけで嫌になっちゃった。