子どもが爆笑する往年の名ギャグはこれだ!!
さいきん子どもと一緒に寝るときにする昔話も尽きてきた。
そこで昔からたくさん聞いている落語をやることにした。
「まんじゅうこわい」は、大勢で集まって「自分が何が怖いか」を発表していく中で一人のやつが「おれはまんじゅうが怖い、あ~考えたら怖くなった」と言って、奥のふとんにもぐってしまう。
周りの連中は面白がって、まんじゅうを大量に買ってきて枕元に置いたら「こわい、こわい」と言いながら、まんじゅうをバクバク食べてしまう。「ウソつき!本当は何が怖いんだ?」「今度はお茶が怖い」が落ちの話。
この話をすると、子どもはわけが分からなくて「なんで怖いのに食べるの?」となる。それを説明することで、一個ひねった「とんち」を学ぶことができる。
もう一つの寿限無の方は、子どもに受けるポイントがある。
それがじゅげむじゅげむの名前の中の「ポンポコピーのポンポコナー」だ。ここで確実に爆笑となる。これはやっぱり音が面白いからだと思う。
それ以外に、もうひとつ子どもが爆笑する鉄板ネタがある。
それが「よっこいしょういち」だ。
ウソだろ、と思うが、本当の話である。
このギャグ、たぶんすでに絶滅したギャグだと思う。日本で使っている人はいない。流行したのは昭和47年ごろだ。元ネタとなったのは横井庄一さんという人物である。
この横井庄一さんは、戦争が終わった後も「まだ戦争が続いている」と思って、フィリピンに28年間潜伏していた人である。
「どうやらまだ隠れている人がいるらしい」という情報が入って探したところ、見つかって、帰国した時に言った「恥ずかしながら帰ってきました!」はその年の流行語となっている。
そんな感じで、一躍有名人となった横井庄一さん。
その余波で生まれたギャグが「よっこいしょういち」である。
まさに余波も余波。小さいさざ波のようなもので、そのギャグはすでに絶滅したと言っても過言ではない。
そもそも僕自身も生れて無い時の話だから、リアルタイムには何にも知らない。ただ、昔そういうギャグが流行ったというのを、確か「こち亀」で読んで知っていただけだ。
それがいま時空を超えて、4歳の息子の爆笑を産む鉄板ネタになっているのだ。
もうちょっと座るだけで「よっこいしょういち」「ぎゃはははは」って感じだ。
子どもなんて、ちょろいもんである。 ふふふ。
あと最近は僕が「パンパパン♪」と歌うと、勝手に「おいしくな~れと気持ちを込めて手間をかけて仕込んでいるの♪」と歌いだす。これも面白くて何回も「パンパパン♪」と言ってしまう。
だから、家の中では「ぱんぱぱん」と「よっこいしょういち」が飛び交っている状態である。
さて、この「よっこいしょういち」で大爆笑。果たしてうちの子だけなのだろうか。
もしも小さなお子さんがいる人がいたら、ぜひ試してみてほしい。みんな受けるのかなぁ、うちだけかな、気になるところだ。
P.S 子供の中で「よっこいしょういち」が大ブレイク。言いまくっているので、保育園で言わないか心配。。