世界はまだ油断してるから

4歳と1歳半の男の子ふたりの子育てを父親目線で紹介します

出産後に嫁がイライラするのはホルモンのせいだった!

先日放送されたNHKスペシャル「ママたちが非常事態」を見て、びっくりしたんだけど、出産した女性が攻撃的になるのは、「オキシトシン」というホルモンに原因があるという。
 
まじか~。通りで怖いと思った。最近子どもができた後輩も口々に「嫁が怖い」というけど、そっか、子どもができて性格が変わったのではなく、ホルモンのせいか。納得だわ。
 
そういえば動物とかも子どもが小さい時は、母親が攻撃的になるもんね。カラスとか。あれかぁ。人間だって動物だもんね。そういう本能は残っているよね~。
 
と思っていたら、それを緩和する方法というのも紹介されていた。
 
それは「夫が妻の育児相談に真剣に耳を傾ける」ことだという(ギクリ!)。
 
ホルモンのせいでイライラしがちな出産後の女性だが、話を聞くことでその精神はリラックスするそうだ。
 
いまや時代は「イクメン」が当たり前。育児を手伝ったり、家事をやったりすることで「自分はやった」と思っていても、どうにも夫婦関係が上手くいかない場合は、ここが足りてなかったのかもしれない。
 
自分を振り返ってみても、あぁ、ポイント、ポイントで聞いてなかったなぁと反省することは多いです。
 
そして番組では世のパパに「育児で常にストレスを抱えがちな妻の状況に、寄り添いの気持ちを示すこと」が大事だと伝えます。
 
行動も大事ですが、まずは寄り添う姿勢。
 
家で一人で育てている妻のつらさを理解し、共感して「よくがんばってるね」と認めてあげることで、ホルモンのせいでイライラを感じやすい心を穏やかにできるそうです。
 
そういえば、こないだ読んだ『発酵道』という本の中で「感謝にまさる才能なし」という言葉が出てきましたが、身近な存在である、嫁にどれだけ感謝して、それを表現できるか。
 
育児を手伝うよりも、ひょっとしたらその姿勢こそが大事なのかもしれない。
 
本当にこういうのは学校で教えるべきだよなぁ~。国民全員が知るべき話だと思う。