世界はまだ油断してるから

4歳と1歳半の男の子ふたりの子育てを父親目線で紹介します

子どもにする昔話を自分流に演出してみた

半年ほど前から、子どもが寝る前に昔話をしている。
 
最初は桃太郎ばっかりだったが、最近は、鶴の恩返し、笠地蔵、シンデレラ、浦島太郎がラインナップに入っている。
 
とはいえ、毎晩のことなので、毎回同じように話すと、こちらも退屈してしまう。
 
そこで浦島太郎なら亀を助けるシーンをクローズアップしたり、鶴の恩返しなら、鶴が「見ないでください」っていうのを5回ぐらいやって、ダチョウ倶楽部の「絶対押すなよ」ぐらいに、分かりやすくしてから「やっと見る」という展開にしている。
 
これが意外と面白い。
 
子どもはもちろんだが、自分自身、次の展開をどうしようとか、今日はどこに着目しようなど、なんだか物語の演出家になったような気分で、色々と脚色できるのだ。
 
最近ハマっているのは、浦島太郎が戻ってきた時に、知っている人がいなくなっているシーン。
 
あそこを劇的に、切ない感じでやる。
 
「もう知っている人なんて一人もいないんだ、あ、そうだ、この箱を開ければ、みんな元に戻るかも、きっと夢だったんだ」とか言って箱を開けたら、やっぱりおじいちゃんになって、「さんざん楽しい時間を過ごしたバチが当たったんだ。。バタリ」とか、やったりしている。
 
これけっこうオススメな気がする。
 
この視点で見ると、もう全部の昔話が、台本みたいな感じになる。

どう演出するかは自分次第。そうなると、寝る前のお話も遣り甲斐がでるってもんだ。
 
ぜひお子さんがいる方は試してみてはいかがでしょうか。
 
さて、今日はシンデレラの魔女の方にスポットを当ててみようかなぁ。
 
ちなみに元にしている本は下の本です。これはいっぱい話が入っていておすすめ。