子どもにする昔話を自分流に演出してみた
半年ほど前から、子どもが寝る前に昔話をしている。
最初は桃太郎ばっかりだったが、最近は、鶴の恩返し、笠地蔵、シンデレラ、浦島太郎がラインナップに入っている。
とはいえ、毎晩のことなので、毎回同じように話すと、こちらも退屈してしまう。
そこで浦島太郎なら亀を助けるシーンをクローズアップしたり、鶴の恩返しなら、鶴が「見ないでください」っていうのを5回ぐらいやって、ダチョウ倶楽部の「絶対押すなよ」ぐらいに、分かりやすくしてから「やっと見る」という展開にしている。
これが意外と面白い。
子どもはもちろんだが、自分自身、次の展開をどうしようとか、今日はどこに着目しようなど、なんだか物語の演出家になったような気分で、色々と脚色できるのだ。
最近ハマっているのは、浦島太郎が戻ってきた時に、知っている人がいなくなっているシーン。
あそこを劇的に、切ない感じでやる。
「もう知っている人なんて一人もいないんだ、あ、そうだ、この箱を開ければ、みんな元に戻るかも、きっと夢だったんだ」とか言って箱を開けたら、やっぱりおじいちゃんになって、「さんざん楽しい時間を過ごしたバチが当たったんだ。。バタリ」とか、やったりしている。
これけっこうオススメな気がする。
この視点で見ると、もう全部の昔話が、台本みたいな感じになる。
どう演出するかは自分次第。そうなると、寝る前のお話も遣り甲斐がでるってもんだ。
ぜひお子さんがいる方は試してみてはいかがでしょうか。
さて、今日はシンデレラの魔女の方にスポットを当ててみようかなぁ。
ちなみに元にしている本は下の本です。これはいっぱい話が入っていておすすめ。
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