世界はまだ油断してるから

4歳と1歳半の男の子ふたりの子育てを父親目線で紹介します

保育園で息子がパパのちんちんの話をしないか心配だ

「いいか、保育園でパパのちんちんの話は禁止だよ、分かった?約束できる?」
 
子どもはニヤニヤと笑っている。
 
「分かったら、はーいは?」
 
「はーい!」
 
そういって子どもは保育園の中に入っていた。
 
不安だ。大丈夫かな。やつは本当に言わないんだろうか。
 
前に友達が「娘がパパはおならするって話を保育園でされて大変だったよ」という話を聞いて「こわいな~」と思ったことあるが、まさか自分のちんちん事情を保育園でばらされるとは。。
 
前回書いた記事は下記だ。
 
 
要するに、パパのちんちん大丈夫?ちんちん屋で新しいの買えば?と言われた、という話だ。
 
あの時、書かなかったことがある。
 
あれは出勤前の朝の話であり、玄関で子どもを抱き抱え、嫁と下の子とバイバイする時に、ふざけて「じゃあ、帰りに秋葉原のちんちん屋に寄って新しいの買ってくるわ」と言ってしまったのだ。
 
深く考えていたわけじゃない。なんとなく銀座だと高そうだし、新宿、渋谷はチャラそうで嫌だから、秋葉原かな、と思っただけだ。
 
その言葉を僕が抱きかかえていた子どもが聞いていたのだ。やつは世間知らずであり、「お菓子買ってあげる」などの言葉をしつこく覚えている人間なのだ。すっかり忘れていた。
 
その日、家に帰ると、子どもがニヤニヤしている。
 
「パパ、新しいちんちん買ってきた?どうなの?」と近づいてきた。
 
スーツを脱ぎ、ちょうどパンツ一丁になったタイミングで子どもが脱がそうと襲いかかってきた。
 
やばい。当たり前だが、ちんちんは朝とおなじやつだ。僕にとっては慣れ親しんだ、相棒のような存在だが、子どもに「パパのちんちん大丈夫?」と言われた、あのしょんぼりしたやつだ。
 
「やめろ!」と怒ったが、子どもにパンツをチラリと脱がされてしまった。
 
それを見た子どもは「え!パパの新しいちんちんかっこいいじゃん」と言ってくれたのだ。


まさか息子に「息子」を褒められる日が来るとは。。
 
話はここで終わったと思った。後日談としてブログに書くほどの破壊力は無いかな、と思って放置しといた話だ。
 
だが、昨日家に帰ると、衝撃的な話を聞かされた。
 
なんと息子が保育園の帰り道に、自分が仲良しの友達の、そのお母さんに「パパの新しいちんちんかっこいいんだよ!」と自慢した、というのだ。
 
そのお母さんも何がなんだか分からないので、仕方なく嫁が「パパのおちんちんを見た子どもが大丈夫?ちんちん屋に行けばと言って、パパが新しいちんちんを買ってくるよ、という話を昨日家でしたんですよ」と説明した、というのだ。
 
なんてこった。。。
 
もう色々と物語が入り組んでいる。そのお母さんもわけが分からないけど、深く聞くわけにもいかないから、後は想像でカバーするしかないだろう。
 
そして、そんなユニークなトピックス、そのお母さんがその日の食卓で話さないわけがない。そしたら、その子の父親が「おいおい、大丈夫かよ、そのちんちん」ってなって。。。
 
もう自分のことは何を言われても構わない。でも、「息子」のことを悪く言われるのは耐えられない。
 
だが、この汚名を払拭しようにも、「安心してください。僕のちんちんは大丈夫ですよ」と、とにかく明るい安村みたいに、そのお母さんに言うわけにもいかない。
 
オッケー。そのお母さんは諦めよう。毎朝会うけど。きっと心の中で「この人のちんちんは大丈夫なのかしら?」と思われてても諦めよう。
 
問題は「拡散だ」。噂は広まる。すごい早さで。
 
それでいて、その噂が間違っていることを証明するためには、保育園の先生、そして、お母さん方の前で「息子」をお見せするしかない。それは無理だ。
 
だめだ。完全に袋小路だ。
 
人間万事塞翁が馬」「禍福はあざなえる縄のごとし」。不幸だと思っても良いことはあるはず。止まない雨は無いんだ。
 
とにかく今の僕は、息子がこれ以上、僕のちんちんの話題を広めないことを祈るばかりだ。
 
それにしても気になるのは、今朝絶対に言っちゃだめだよ、と伝えた時の子どものニヤニヤした顔だ。
 
やっちゃだめ、いっちゃだめ。これ全て前振り。それを破るから楽しい。僕の息子として、その精神が生きていればやつは今頃・・・。