世界はまだ油断してるから

4歳と1歳半の男の子ふたりの子育てを父親目線で紹介します

子どものテストはドキドキすぎて自分でやった方がラクだ

f:id:kinakonan:20160328185230j:plain

先日、子どもがスイミングに通い始めた、ということを書いたが、土曜日に進級テストがあった。

 

この日は嫁の妹も来て、家族総出で見に行く。

 

最初に僕と息子が先発することになった。手をつないで歩いていると「何ももらえなかったらどうしよう」と珍しく弱気な発言をする息子。

 

「上手くいくことだけを考えろ!そうすれば絶対大丈夫だ!」とアメリカのボクサーのセコンドみたいなことを言ってみる。

 

「そうだよね、成功すると思えば成功するよね」と分かったようなことを言う4歳の息子。

 

二人して鼻息あらい感じで自転車に乗って、プールに向かい、いつもどおりに着替えて送り出す。

 

手に汗握るテストで息子がとった意外な行動

 

最初はいつものルーティンと同じ、すべり台とかで遊んでリラックス。その後にいよいよテストが始まった。

 

ボードをもったコーチが一人ずつ名前を呼び、3メートルほど泳いで、それから小さいバケツに入った水を頭にかぶる。

 

ぼーっと見ててもいいけど、こないだ誓ったように、真剣に応援すると決めたので目に力を込めて、一時も話さないつもりで見る。

 

がんばれ、がんばれ、と思って見てたら、なんとかバタ足で3メートルは泳げた。

 

次はバケツを受け取って、頭にかけろ、と思ったら肩越しに後ろにビシャーと流しやがった。そんで笑ってる。先生が再度バケツを渡すと今度はちゃんと自分の頭にかけた。

 

なんなんだ、あの感じ。意外と心臓強いな。

 

ずっと手を握り締めながら声を出さずに応援する。

 

そして、プールから出てきた息子は、笑顔で合格のバッチを持って出てきた。

 

やった、やったと二人で喜ぶ。

 

バケツの水を捨てたことを聞いたら「あれ、面白かったでしょう」だって。確信犯かぁ。

 

嫁は途中段階では「私は結果を気にしない」と言っていたが、やっぱり嬉しそうだった。

 

その後は二子玉川の「100本のスプーン」で祝賀パーティー。

 

ここはスープストックの新業態で、現状では、あざみ野と二子玉川にしかないお店。子連れで来ることが前提のようなところで、料理はたいていハーフサイズがあるし、離乳食無料なので、小さな子ども連れにはありがたい。ティータイムだったからか、周りも赤ちゃんなどが多かった。

 

それにしても、初めての我が子のテストは、本当にドキドキした。子育てをした人はみんなこういう経験しているんだね。

 

自分でやる方が楽だわ。でも、この歯がゆい感じがあるからこそ、上手くいった時は嬉しい。

 

決着をつける、というか、白黒はっきりつく世界って社会人になってから久しくみてなかったけど、これはこれでいいね。夢を託す親の気持ちが少し分かった。中毒になるわ。

 

これからもプレッシャーにならないように、子どもと一緒に喜びを共有してければいいなと思う。

 

こういうのがあるから、子育ては面白い! 目指せアニマル浜口だ。気合いだ!